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こんにちは。Ray’s&Companyのwebコンサルタントisoです。

今回の記事は、今から新しくホームページを作ろうと考えている人向けの記事で、すでにRWDを知っている人、同業者の人は、「そんなん知ってるし!」となりますので、いっそのこと読まないでください。m(_ _)m

 

PCサイト主流期

さてさて、ほんの数年前までは、新しくホームページを作る時、スマホサイトと言うのはあまり重要視されておらず、PCサイトが主流でした。

当時のPCサイトは、

・パソコンから見たら、普通のサイズで見える

・スマホから見たら、PCサイトをそのままスマホの画面サイズに縮小したもの

というもので、スマホから見ると文字やボタンが小さいので拡大しないと見にくいサイトでした。

 

スマホサイト導入期

その後、スマホユーザーが急速に増え、スマホサイトも必要だと言うことになり、PCサイトと別にスマホサイトを作る人が増え始めました。

・パソコンから見たら、普通のサイズで見える

・スマホから見たら、スマホ用にデザインされたサイトが見える

というもので、どちらからも見やすいサイトになっていましたが、PCサイトとスマホサイトがそれぞれ別に存在しました。

例)

PCサイト   http://rays-company.com

スマホサイト http://rays-comapany.com/sp

上記のように、スマホサイトはPCサイトのURLの後に、/sp や、/s などが付き、URL自体が別で、閲覧するデバイス(PCやタブレット、スマホ)を自動で判別して、最適なURLの方に振り分けるというのが主流でした。

今でもこの方法で作られているホームページは沢山あります。

メリットとしては、リッチデザインでのサイト制作や、PCサイトとスマホサイトで異なるデザインを表現したい場合などに向いています。

(※リッチデザインとは、立体感のあるディティールにこだわったデザインのことです。簡単に言うと、凝ったデザインのこと。)

しかしならがら、テキストや画像に変更などがあった場合、PCとスマホの2サイトに手を加えないといけないため、更新作業が複雑になり管理者の手間がかかることがデメリットです。また、SEO的にちょっとややこしい作業が必要となり、それをしないとGoogle的にはよろしくないと言われます。

※特に2015年4月にGoogleがモバイルフレンドリーアップデートを実施した頃からスマホサイトの制作ラッシュが始まり急速にスマホサイトが普及し始めました。

 

RWD時代の到来

そんなスマホサイトを別に作るという方法に代わり、今主流になっているのが「RWD(レスポンシブウェブデザイン)」です。私の感覚では、ほんの1〜2年前からではないでしょうか。

RWDとは閲覧するデバイス(PCやスマートフォン)によって、webサイトのデザインが自動で変わる最新のデザイン技術のことです。

・パソコンから見たら、普通のサイズで見える

・スマホから見ても、普通に見やすく見える

というもので、例えばPCで見ると横に3つ並んだコンテンツが、スマホから見ると縦に3つ並んで配置されるというものです。先ほどのリッチデザインとは逆のフラットデザインが主に用いられます。

プランニングが複雑になり、制作に最新の技術が必要になりますが、公開後のテキストや画像の変更も、1ヶ所変更すればいいだけなので管理が簡素化できるというのが最大のメリットです。またSEO的にもややこしい作業が必要無くなります。

ちなみに今ご覧いただいている本サイトもRWDです。

 

そんなこんなで、これから新たにホームページを作る方、ホームページをリニューアルする方は、今の主流であるRWDをオススメします。まあ、今どきのweb制作会社なら当然のようにRWDで提案してくるとは思いますが、RWDとは何なのか?ということをご理解頂けたなら幸いです。

 

 

※2016年後半にGoogleがMFI(モバイルファーストインデックス)をそのうち導入する旨を発表しました。現時点(2017年4月)では未だ導入されてはいませんが、導入された場合ますますRWDが有利になってきます。MFIについてはまた今度・・・

 

 

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