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SEO対策をすることは、GoogleやYahoo!などの検索ユーザーの目に止まりやすくなり、インターネットでの集客を考えると、無くてはならない効果的な方法だと思います。

しかし、リスティング広告も検索ユーザにアプローチするという点では一緒です。

今回はSEO対策がどのような場合に向いているか?どのような場合にメリットがあるか?などを解説していきたいと思います。

 

 

SEO対策のデメリット

いきなりデメリットの話をするのもどうかと思いますが、安易に取り組んで簡単に成果が出るものでもないので先にお話します。SEOのデメリットとしては主に下記のようなことがあげれます。

・費用がかかる

・時間がかかる

・手間がかかる

・成功が約束されていない

・継続的な管理が必要

・LPなどは上位表示が困難

 

【費用がかかる】

SEO対策を実施するためには、専門的な知識が必要になります。なので、自社で施作するとなるとその知識を得るためのコスト、もしくは専門家を雇用する必要があります。

大抵は外注となりますが、外注のSEO業者さんはもちろん費用がかかります。

ある程度の費用は覚悟しておく必要があります。

【時間がかかる】

SEOの施作に時間がかかるのはもちろんですが、SEOに取り組んでから上位表示し、検索ユーザーのアクセスを集めるまでには時間がかかります。

今日取り組んで、はい、明日!みたいなことはありません。少なくとも2〜3ヶ月は必要だと思います。

いつ上位表示されるかわからない、という覚悟で取り組んでください。

 

【手間がかかる】

ひと昔前のSEO対策、特にブラックハットSEOと言われるものはお金で解決する部分が多く手間もそこまでかかりませんでした。

しかしながら、現在ではブラックハットSEOはほとんど通用しないと言っても過言ではありません。

コンテンツSEOなどと言われており、ユーザーにとって有益なコンテンツをコツコツと作り、サイト内部をGoogle向けに最適に作り上げていく必要があります。

頻繁に更新を繰り返し、コンテンツを追加していく作業は非常に手間と根気が必要になります。

 

【成果が約束されていない】

前述の【時間がかかる】でも触れましたが、どれだけやっても、どれだけ時間をかけても、上位表示してアクセスが集められるとは限りません。もしかしたら一生無理かもしれません。

これは非常に大事なことで、SEO専門業者さんに頼んでも、いくらお金をかけても、SEOに「絶対」はありませんので、ご注意ください。

また、仮に上位表示されてアクセスが集められたとしても、必ずしもお問い合わせや注文に繋がるわけではありません。それはサイトのコンテンツや設計次第なので、その話はまた今度。

 

【継続的な管理が必要】

SEO対策は、コツコツと地道な努力を継続的に行うことで上位表示を目指します。

そして、例え上位表示されたからといって、それまで続けてきた努力をストップして放ったらかしではダメです。

上位表示され、アクセスが集まり出してからも、今までと変わらずかそれ以上、時間をかけて育てていく必要があります。

止まったら負けです。他の競合サイトが努力を続けていると、そのうち抜かれてしまいます。

 

【LPなどは上位表示が困難】

LP(ランディングページ)などの、1ページものや、1つの商品を扱うコンテンツの少ないサイトなどは、SEO対策に向いておらず上位表示が困難です。

このようなサイトは、リスティング広告が向いています。

 

 

SEO対策のメリット

ここまでデメリットばっかり言ってきたので、SEO対策のイメージが少し悪くなったと思います。

でも、やはり、そんなデメリットを覚悟した上でも下記のように得られるメリットは計り知れません。

・アクセスが集まる=収益が上がる可能性が高まる

・リスティング広告に比べると比較的費用が安い

・リスティング広告よりクリック率が高い

 

【アクセスが集まる】

SEO対策を実施することにより、サイト全体の価値が上がり、サイトの色んなページが検索結果で上位表示されてくると、自然とアクセスが集まります。SEOを実施すると、サイトのコンテンツを充実させる為にページ数が自然と増えていきます。

5ページしか無いサイトより、100ページあるサイトの方が検索ユーザーの目に止まりやすいですよね。

アクセスが集まるということは、それだけサイトが閲覧されているということで、お問い合わせや注文に繋がる可能性が高くなります。

また、アクセスが集まりサイトへの流入が増えたり、SNSなどでシェアされたりすると、さらにSEO効果が高まるので良いことだらけです。

 

【リスティング広告に比べると比較的費用が安い】

キーワードにもよりますが、リスティング広告で成果を出そうとすると、それなりの費用が必要になってきます。

対して、SEOだと月額で3〜5万円ぐらいが相場ではないでしょうか。

また、自社で対策をした場合、全くお金はかかりません。(専門のスタッフを雇用した場合は別ですが・・・)

低単価の商品やサービスを扱う場合は、比較的費用の少ないSEO対策がおすすめです。

 

【リスティング広告よりクリック率が高い】

検索結果には、リスティング広告が表示される広告枠と自然検索枠の2種類があります。

一般的に、広告枠は自然検索結果に比べてクリック率が低いといわれています。同じキーワードの検索結果で表示された場合、SEO対策をして自然検索枠に表示される方が有利ということです。

ある調査では、広告枠のクリック率は高くても15%程度だとのことです。

クリック率が高いということは、それだけ選ばれる可能性が高いということなので、その後の成約に繋がる可能性も高くなります。

 

 

まとめ

簡単にデメリットとメリットを解説しましたが、振り返るとデメリットの項目の方が多いことに気づきました。。。

しかしながら、SEO対策で上位表示されるということは、それらのデメリットを上回るだけのメリットがあります。

もちろん、SEOよりリスティング向きな場合もありますし、そのような場合には無理にSEOをする必要はありません。

 

SEOとリスティング、どちらが良いの?という疑問もありますが、それはケースバイケースです。どちらにも長所と短所があります。自分のサイトとビジネスをきちんと見極めて、効果的な活用をしていきましょう。

 

 

(Ray’s&Company webconsultant  iso)

 

 

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